法人口座開設でおすすめの銀行17社を比較【2025年7月最新】法人口座が作りやすい銀行は?ネット銀行でおすすめなのは?

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法人口座おすすめ

本記事のまとめ

  • 法人口座を選ぶ際は「振込手数料や維持費の安さ」「口座振替に対応しているか」「口座開設の通過のしやすさ」「振込対応時間」を確認すると良い
  • 上記の中でも「振込手数料や維持費の安さ」と「振込の対応時間」が重要である
  • これらの選び方を踏まえたうえでおすすめの銀行・金融機関は、住信SBIネット銀行」である
  • 住信SBIネット銀行は、維持費が発生しないかつ振込手数料は、130円~と業界でもトップクラス(※1)に安い
  • 加えて、振込には24時間365日対応しているメリットもある
  • また、最短翌営業日(※2)に法人口座を開設できるため、早めに法人口座を作りたい事業者におすすめである

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

取引先や給与振込が多い場合は、ネット銀行の手数料優遇が有利です。手数料体系を確認し、コスト管理に役立てましょう。

法人口座開設でおすすめの銀行・金融機関17社を比較!

法人口座フローチャート

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行 出典:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行とは

住信SBIネット銀行レーダーチャート(※評価の詳細はこちら

住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で運営するネット銀行です。

低コストで多様なサービス提供に注力しており、法人口座開設数が10万口座(※)を突破しているため実績面でも安心感が持てます。

(※2025年7月時点 プレスリリース記載)

振込手数料(他行宛)(税込) 145円(振込優遇プログラムで最安130円)
ATM利用手数料(税込) ・入金:110円(ゆうちょ銀行ATMは330円)
・出金:110円(ゆうちょ銀行ATMは330円)
月額利用料(税込) 無料
口座開設期間(※1) 1日(最短)〜21日(最長)
振込可能時間 〜24時まで(24時間365日)
総合振込可能件数(※2) 最大9,999件
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

住信SBIネット銀行で法人口座を開設するメリット

住信SBIネット銀行のメリット

  • 取引件数に応じて他行宛の振込手数料が最大130円(※1)まで安くなる
  • 口座開設の手続きをスマホで完結でき、最短翌営業日(※2)から法人口座を利用できる
  • 助成金診断や融資支援など、法人口座向けの付帯サービスが豊富に用意されている

(※1-2 2025年7月時点 公式サイトに記載)


住信SBIネット銀行の利用がおすすめの企業

住信SBIネット銀行で法人口座を開設するメリット

住信SBIネット銀行では、他行あての振込手数料が1件あたり145円(税込)に設定されていますが、振込優遇プログラムによって月50件以上(※1)の振込で130円まで手数料が引き下げられます。

振込手数料が安いことで、取引件数が多い場合でも送金コストを削減できます。

また、オンラインでの申込により、最短(※2)で翌営業日から法人口座を利用開始することが可能です。

(※1.2 2025年 7月時点公式サイトに記載)

加えて、助成金・補助金に関する診断・相談サービスや、取引データに基づいて審査する融資商品など、資金調達面で頼りになるサポートが提供されています。

これらの特徴から、「手数料を抑えて振込を行いたい法人」や「スピード感のある融資を受けたい法人」に適しています。

住信SBIネット銀行で法人口座を開設するデメリット

・デビットカード利用時、法人口座の取引明細に利用した店が表示されず「デビット」としか記載されない

監修者画像

GrowthPartners税理士法人代表、税理士(登録番号129666)
山岸 秀地

住信SBIネット銀行は、他行宛も業界最安水準で、取引量に応じた優遇があるため、資金移動が多い企業ほど大きなコスト削減につながります。

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行 出典:GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行とは

GMOあおぞらネット銀行レーダーチャート(※評価の詳細はこちら

GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOインターネットグループが共同で設立した2018年開業のネット銀行です。

セキュリティ対策は万全な点とVisaデビットを利用できる口座が開設できる点が特徴で、法人口座の開設数が約20万件(※)に上ります。

(※ 2025年7月時点 プレスリリースに記載)

振込手数料(他行宛)(税込) 145円~
ATM利用手数料(税込) ・入金:110円
・出金:110円
月額利用料(税込) 無料
口座開設期間(※1) 最短即日〜数日
振込可能時間 〜24時まで(24時間365日)
総合振込可能件数(※2) 最大9,999件
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

GMOあおぞらネット銀行で法人口座を開設するメリット

GMOあおぞらネット銀行のメリット

  • 他行宛への振込手数料が1件145円(税込)(※条件により最安129円(税込)(※1))と法人口座の中でも安い
  • 申し込みから最短即日(※2)で法人口座を開設でき、口座開設までのスピードが速め
  • 社会保険料の口座振替に対応するなど法人口座向けサービスの幅が広い

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)


GMOあおぞらネット銀行の利用がおすすめの企業

GMOあおぞらネット銀行で法人口座を開設するメリット

GMOあおぞらネット銀行では、他行宛ての振込手数料が1件あたり145円(税込)(振込料金とくとく会員加入時は129円(税込))と設定されており、法人口座の中でも低価格と言えます。

振込手数料が安いため、取引先への資金移動もコストを気にせず柔軟に行えます。

さらに、オンライン申込後の審査対応が迅速で、午前中に申し込みを完了すれば当日中に審査結果が通知される場合があり、口座開設までのスピードが早いです。

また、ネット銀行として初めて社会保険料の口座引き落としに対応しており、毎月の納付手続きの手間を省くことができます。

これらの特徴から、「手数料の安さや法人口座としての機能を重視する法人」におすすめです。

GMOあおぞらネット銀行で法人口座を開設するデメリット

・法人口座では海外送金サービスが利用できない

監修者画像

GrowthPartners税理士法人代表、税理士(登録番号129666)
山岸 秀地

GMOあおぞらネット銀行は、最大100ユーザーまで権限設定可能なビジネスIDで管理でき、代表者以外も役割別口座アクセスが可能で、内部統制や業務分担に柔軟に対応できます。

「Trunk」三井住友銀行

「Trunk」三井住友銀行 出典:「Trunk」三井住友銀行

Trunk(トランク)とは

「Trunk」三井住友銀行 レーダーチャート(※評価の詳細はこちら

Trunk(トランク)とは、三井住友銀行が2025年5月に開始した新しい法人向けサービスで、法人口座の開設に対応しています。

振込手数料(他行宛)(税込) 145円
ATM利用手数料(税込) 公式サイトに記載なし
月額利用料(維持費用)(税込) 無料
口座開設期間(※) 最短翌営業日〜(最長記載なし)
振込可能時間 公式サイトに記載なし
総合振込可能件数 公式サイトに記載なし
Pay-easy対応 あり
海外送金 公式サイトに記載なし
口座振替対応 あり

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

Trunk(トランク)で法人口座を開設するメリット

Trunk(トランク)のメリット

  • 税金や社会保険料の自動支払いに対応し、煩雑な手続きを減らせる
  • 会社用のクレジットカードや電子契約できる付帯サービスを利用できる

「Trunk」三井住友銀行 の利用がおすすめの企業

Trunk(トランク)で法人口座を開設するメリット

Trunkはネット専用の法人総合金融サービスであり、社会保険料や税金、日本政策金融公庫への支払いなど各種公的費用の口座振替に対応しています。

これまで主に店舗型銀行でしかできなかった公金の自動決済をオンラインで実現しており、経理業務の手間を削減することが可能です。

また、Trunkに申し込むと、法人ネット口座の開設と同時に法人クレジットカードなどの付帯サービスも利用できます。

これらのサービスを一括で提供することで、会社設立時の事務的な手間や手続きのストレスを軽減しやすくなる点も魅力と言えます。

そのため、「公的支払いの自動化など事務作業の効率化を図りたい法人」におすすめです。

Trunk(トランク)で法人口座を開設するデメリット

・法人ネット口座のため店舗での対面サポートを受けられない

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行とは

三菱UFJ銀行とは、三菱UFJフィナンシャル・グループが運営する都市銀行(メガバンク)で、法人口座の開設にも対応しています。

振込手数料(他行宛)(税込) 484円(3万円未満の場合。3万円以上は660円)
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料(平日8:45〜21:00、それ以外は110円)
・出金:無料(平日8:45〜21:00、それ以外は110円)
月額利用料(維持費用)(税込) 月額1,760円
口座開設期間(※1) 30日(最短)〜45日(最長)
振込可能時間 〜23:55まで
総合振込可能件数(※2) 最大50,000件
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

三菱UFJ銀行で法人口座を開設するメリット

三菱UFJ銀行のメリット

  • メガバンクならではの社会的信用度が高く、取引先から信頼されやすい法人口座
  • 全国に400以上(※)の支店網があり、本社所在地に関係なく利用しやすい法人口座

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

三菱UFJ銀行で法人口座を開設するメリット

三菱UFJ銀行は資本金約1.7兆円(※)を有する日本でも規模が大きめのの金融機関であり、その法人口座を持つのみで企業の社会的信頼度が高いと見なされやすいです。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

メガバンクの信用力により取引先からの評価が向上し、ビジネスチャンスを逃しにくくなる効果も期待できます。

さらに、国内に約421(※)の支店を構える三菱UFJ銀行は、全国どこに本社がある企業でも法人口座を開設しやすい体制を整えています。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

この広範な店舗ネットワークによる知名度と安心感もあり、地方の企業でも大手銀行のサービスを身近に利用しやすいです。

以上の点から、「社会的信用を重視し大口取引を安定して行いたい法人」におすすめです。

三菱UFJ銀行で法人口座を開設するデメリット

・Mac環境では会計ソフトとの自動連携ができず利便性に欠ける

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行とは

ゆうちょ銀行とは、日本郵政グループが運営する銀行で、法人口座の開設にも対応しています

振込手数料(他行宛)(税込) 165円
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料(全曜日・時間帯で無料)
・出金:無料(全曜日・時間帯で無料)
月額利用料(維持費用)(税込) 月額1,100円
口座開設期間(※1) 30日(平均)〜45日程度
振込可能時間 〜23:30まで
総合振込可能件数(※2) 最大50,000件
Pay-easy対応 あり
海外送金 不可
口座振替対応 あり

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

ゆうちょ銀行で法人口座を開設するメリット

ゆうちょ銀行のメリット

  • 厚生年金や健康保険料など社会保険料を口座振替で納付できる
  • 全国の郵便局に設置されたゆうちょ銀行ATMを利用できる

ゆうちょ銀行で法人口座を開設するメリット

ゆうちょ銀行は法人向けサービスの利便性向上を目的に、2019年から厚生年金や健康保険料など社会保険料の口座振替サービスを開始しました。

銀行窓口へ出向かずにこれらの支払いができるため、納付漏れの心配がなく安心感が持てます。

また、ゆうちょ銀行は全国に233(※)の店舗(支店)を展開しており、その店舗数はメガバンクに匹敵します。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

ネット銀行以外の法人口座は、本店所在地に近い金融機関でしか開設できないため、会社近くにゆうちょ銀行の店舗があればスムーズに口座開設手続きができるでしょう。

ゆうちょ銀行の法人口座は、「近隣に銀行が少ない法人」におすすめです。

りそな銀行

りそな銀行とは

りそな銀行は、大手都市銀行で、りそなホールディングス傘下の銀行です。

振込手数料(他行宛)(税込) 605円
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料
・出金:330円
月額利用料(維持費用)(税込) 月額7,700円
口座開設期間 公式サイトに記載なし
振込可能時間 〜23:55まで(平日は、土日祝は22:00まで)
総合振込可能件数(※) 最大50,000件
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

りそな銀行で法人口座を開設するメリット

りそな銀行のメリット

  • 大手銀行なのに店舗へ行かずオンラインで法人口座開設が完結できる
  • 全国約50万社(※)の取引先ネットワークを活かしたビジネスマッチングサービスを利用できる

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

りそな銀行で法人口座を開設するメリット

りそな銀行では、条件を満たせば店舗に出向くことなくオンライン手続きのみで法人口座を開設することが可能です。

来店不要のため申込から約2週間ほどで口座開設が完了し、通常1カ月程度かかる他行と比べてスピーディーに利用開始できます。

さらに、りそな銀行で法人口座を開設すると、りそなの持つネットワークを活用したマッチングサービスを受けられます。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

自社のみでは見つけにくい取引相手も、このネットワーク経由でマッチングしてもらえるため、規模の小さい企業にとって新たな販路拡大や協業先確保に役立つ支援と言えます。

これらの特徴から、りそな銀行の法人口座は、「大手銀行の信頼性の確保」と「オンラインの利便性を両立したい」法人に適しています。

りそな銀行で法人口座を開設するデメリット

・他行宛て振込手数料が最大660円(税込)と割高で経費負担になりやすい

東京信用金庫

東京信用金庫とは

東京信用金庫は、東京都に本店を置く地域密着型の信用金庫で、創業間もない法人にも親身な対応を行っています。

幅広い地域に支店網を持ち、地元中小企業向けに法人口座サービスを提供しています。

振込手数料(他行宛)(税込) 275円〜440円(会員は275円)
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料(当金庫ATMで365日無料)
・出金:無料(当金庫ATMで365日無料)
月額利用料(維持費用)(税込) 1,100円/月〜2,200円/月
口座開設期間 公式サイトに記載なし
振込可能時間 〜24時まで
総合振込可能件数(※) 最大9,999件
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

東京信用金庫で法人口座を開設するメリット

東京信用金庫のメリット

  • 広域支店網により埼玉県など東京以外に本社がある企業でも法人口座の開設を受け付ける
  • 地方自治体の制度に精通し、低金利融資の紹介など地域ならではの経営支援が充実している

東京信用金庫で法人口座を開設するメリット

東京信用金庫は、営業エリアを東京のみでなく埼玉県にも広げており、本店所在地が埼玉の企業でも法人口座を申し込めます。

地元他行で口座開設を断られてしまった場合でも、新たな受け皿として口座開設できる可能性があるため、創業時の資金管理の場を確保しやすいと言えます。

また、東京信用金庫は審査の柔軟性も比較的高く、事業構想の説明によっては、円滑に口座開設まで進められます。

設立間もない法人に対しても融資を含めた相談に乗ってくれる姿勢があるため、金融取引の実績が乏しい段階でも取引を開始しやすい点が魅力です。

さらに、東京信用金庫では地域の公的制度に詳しく、低金利の法人向け融資を紹介してもらえる点もメリットです。

地方自治体の制度融資を利用する際には利息補助を受けられるサービスも提供しており、資金調達を検討している企業にとって資金繰りの負担軽減につながります。

このように、新設法人に対する受け入れ体制や地元企業向け支援が充実しているため、「創業初期で柔軟な金融支援を求める地域の中小企業」におすすめです。

東京信用金庫で法人口座を開設するデメリット

・インターネットバンキングの機能があまり充実しておらず利便性に欠ける場合がある

楽天銀行

楽天銀行とは

楽天銀行は、楽天グループが運営するネット銀行で、口座維持費が無料なのが特徴です。

個人向け口座で利用者が多いことから、法人でも同様の感覚で利用できるサービス体制を整えています。

振込手数料(他行宛)(税込) 150円〜229円(3万円以上は229円)
ATM利用手数料(税込) ・入金:220円(イーネット・ゆうちょATMは275円)
・出金:220円(イーネット・ゆうちょATMは275円)
月額利用料(維持費用)(税込) 無料
口座開設期間 7日(通常)〜公式サイトに記載なし
振込可能時間 〜24時まで
総合振込可能件数(※) 最大30件
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

楽天銀行で法人口座を開設するメリット

東京信用金庫のメリット

  • 最大20口座(※)まで開設可能で部署や店舗ごとに収支を分けて管理できる
  • 個人利用で慣れたスマホアプリの操作感で管理しやすい

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

楽天銀行で法人口座を開設するメリット

楽天銀行の法人口座は、最大20口座(※)まで同一法人名義で開設できるため、部署別や店舗別に口座を分けたい場合にも対応しやすい仕組みです。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

複数の口座を開設しても追加の維持費が発生しないため、部門ごとの収支管理を行いたい企業でもコストを増やさずに効率的な資金管理が可能になります。

また、個人向け楽天銀行アプリと共通のユーザインタフェースで利用できる点もメリットです。

すでに楽天銀行の個人口座に慣れている場合は、新たに法人向けの操作を覚える手間が少なく、直感的に使い始めることができます。

例えば、社内の振込権限の変更など各種手続きもオンライン上ですぐに完了できるため、日々の資金管理業務の効率化につながります。

これらの理由から、楽天銀行の「法人口座はコストを抑えつつ複数口座で組織的な資金管理をしたい企業」や「使い慣れたネットバンクの利便性を重視する中小企業」に適した選択肢です。

楽天銀行で法人口座を開設するデメリット

・担当者による対面相談窓口がなくトラブル時のサポートや金融アドバイスを受けにくい場合がある

関西みらい銀行

関西みらい銀行とは

関西みらい銀行とは、関西アーバン銀行と近畿大阪銀行が合併して誕生した地方銀行で、大阪府大阪市に本店があります。

関西圏を中心に272店舗(※)を展開しており、法人口座の開設にも対応しています。

振込手数料(他行宛)(税込) 605円
ATM利用手数料(税込) ・入金:330円
・出金:770円
月額利用料(維持費用)(税込) 2,200円/月〜5,500円/月
口座開設期間 公式サイトに記載なし
振込可能時間 〜24時まで
総合振込可能件数(※) 最大5,000件(ファイル伝送時は50,000件)
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

関西みらい銀行で法人口座を開設するメリット

関西みらい銀行のメリット

  • 近隣の取引企業を紹介してもらえるビジネスマッチングで取引先を拡大できる
  • 最大1,000万円(※)の無担保オンライン融資を利用可能

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

関西みらい銀行で法人口座を開設するメリット

関西みらい銀行は、ビジネスマッチングに積極的で、地域の提携企業を紹介してもらえるため新たな取引先を開拓しやすい点が特徴です。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

取引先を増やせることで売上向上につながり、取引相手探しに悩む企業でも事業拡大の足がかりを得やすくなります。

また、関西みらい銀行では法人口座を開設すると、決算書不要・来店不要で申し込める「Speed On(スピードオン)」と呼ばれるビジネスローンを利用できます。

最大1,000万円(※)まで無担保・無保証で融資を受けられるため、急な資金ニーズが発生した場合でも早期の資金調達が可能です。

これらの特徴から、「新規の取引先開拓」や「迅速な資金繰りを求める法人」におすすめです。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

関西みらい銀行で法人口座を開設するデメリット

・条件次第では口座開設時に来店や面談が必要になる場合がある

千葉銀行

千葉銀行とは

千葉銀行とは、千葉県千葉市中央区に本店がある地方銀行で、千葉県内に155店舗(※1)を有し、東京都・埼玉県・茨城県・大阪府にも合計23店舗(※2)を展開しています。

(※1-2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

地域密着型の高い信頼性で地元企業に選ばれており、法人口座の開設にも対応しています。

振込手数料(他行宛)(税込) 385円(3万円未満の場合)〜550円(3万円以上の場合)
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料(ちば銀行ATM利用時、コンビニATMでは220円)
・出金:無料(平日8:45~18:00、ちば銀行ATM利用時)/110円(時間外)/220円(コンビニATM利用時)
月額利用料(維持費用)(税込) 2,200円
口座開設期間 数日
振込可能時間 ~24時まで
総合振込可能件数(※) 最大50,000件
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

千葉銀行で法人口座を開設するメリット

千葉銀行のメリット

  • 地方銀行の中でも規模が大きく社会的信用度が比較的高い
  • Pay-easy(ペイジー)や社会保険料・税金の口座振替に対応している

千葉銀行で法人口座を開設するメリット

千葉銀行は地方銀行の中でもトップクラス(※)の規模を誇り、売上高や預金残高が他の地銀と比べても上位に入る大手地銀です。

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

そのため、千葉県内のみでなく東京都に拠点を置く企業からも利用されており、地方銀行ながら高い社会的信用度を得られる点が強みです。

社会的信用度が高い口座を持つことで、取引先からの信頼向上につながり、首都圏で事業を展開する場合でも安心感を与えられます。

また、千葉銀行は法人口座でインターネットバンキングを利用する際に、税金や社会保険料の支払いをオンラインで完結できるのもメリットです。

Pay-easy(ペイジー)を通じて各種税金の納付が可能であり、社会保険料・労働保険料の自動引き落としにも対応しているため、経理業務の負担軽減につながります。

これらの特徴から、「地元での信用力を重視しつつ税金などの支払い手続きを効率化したい法人」におすすめです。

千葉銀行で法人口座を開設するデメリット

・営業エリア外の地域に移転すると利用しづらくなる

城北信用金庫

城北信用金庫とは

城北信用金庫とは、東京都北区に本店を構える信用金庫です。

東京23区や埼玉県南部など1都4県に89店舗(※)(うち6出張所)を展開しており、法人口座の開設にも対応しています。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

振込手数料(他行宛)(税込) 275円
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料(平日8:45~18:00)/110円(時間外早朝)/220円(夜間・土日)
・出金:無料(平日8:00~18:00)/110円(夜間・土日)
月額利用料(維持費用)(税込) 2,200円(都度振込のみ契約の場合は月額1,100円)
口座開設期間 数日〜数週間
振込可能時間 ~23時まで(平日、土曜22時、日祝21時)
総合振込可能件数 公式サイトに記載なし
Pay-easy対応 あり
海外送金 公式サイトに記載なし
口座振替対応

城北信用金庫で法人口座を開設するメリット

城北信用金庫のメリット

  • 会計ソフトと連携可能で入出金明細データを取り込める
  • 地域密着の丁寧なサポート体制で評価が高めの

城北信用金庫で法人口座を開設するメリット

城北信用金庫では、弥生会計などの会計ソフトと法人口座を連携させることが可能で、インターネットバンキング上で入出金明細データを取得できます。

取引明細を会計ソフトに自動取り込みできるため、通帳で明細を照合しながら経費を精算するといった作業を省略でき、経理業務の効率化につながります。

さらに、城北信用金庫は税金の口座振替もできるため、この点が大きな強みとなっています。

ネットバンキング上で毎月の社会保険料支払いや各種税金の納付を自動化できるため、創業間もない企業でも煩雑な公金支払いをスムーズにこなせます。

また、信用金庫ならではの地域密着型で親身なサポートが受けられる点も評価されています。担当者が中小企業の相談に乗ってくれるため、金融面以外の経営相談もしやすく、ビジネスの心強い味方となるでしょう。

これらの特徴から、「コストパフォーマンスとサービスの充実の両方を重視し、地域に根ざした支援を求める法人」におすすめです。

城北信用金庫で法人口座を開設するデメリット

・毎月1,100円(税込)の維持費用がかかり、創業直後の収益が少ない企業には不向き

大阪信用金庫

大阪信用金庫とは

大阪信用金庫とは、大阪市天王寺区に本店を構え、大阪府内に約70(※)店舗を展開する、1920年(大正9年)創立の歴史ある信用金庫で、法人口座の開設にも対応しています

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

振込手数料(他行宛)(税込) 公式サイトに記載なし
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料(当金庫ATM利用時、コンビニATM等は所定手数料)
・出金:無料(平日所定時間内)/110円(時間外)
月額利用料(維持費用)(税込) 公式サイトに記載なし
口座開設期間 数日〜数週間
振込可能時間 ~23時まで(平日、土日祝は22時まで)
総合振込可能件数 公式サイトに記載なし
Pay-easy対応 あり
海外送金 公式サイトに記載なし
口座振替対応

大阪信用金庫で法人口座を開設するメリット

城北信用金庫のメリット

  • 99名(※)の社員でネットバンキングを同時利用できる
  • 電子請求書発行や経営相談などデジタル支援が充実している

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

大阪信用金庫で法人口座を開設するメリット

大阪信用金庫では、インターネットバンキングの利用者アカウントを最大99人分(※)まで発行でき、複数の担当者が同時に資金移動を行うことも可能です。

(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

企業規模が拡大して担当社員が増えても、複数人で同時にネットバンキングを利用できることで、金銭取引を滞らせずスムーズに対応できます。

また、大阪信用金庫では「ケイエール」という法人向けデジタルサービスを提供しており、電子請求書の発行や経営相談窓口への申請など、多彩なオンライン支援機能が利用できます。

こうしたデジタル支援サービスにより、請求書処理などの事務作業にかかる手間と時間を削減でき、本業へ経営資源を振り向けやすくなります。

そのため、「複数担当者での運用やデジタルサービスを重視する大阪の法人」におすすめです。

大阪信用金庫で法人口座を開設するデメリット

・振込用の専用サービス利用時に月額料金が発生する

きらぼし銀行

きらぼし銀行とは

きらぼし銀行とは、東京都港区に本店を置き、東京都内に177(※1)拠点・神奈川県内に50拠点(※2)を有する地方銀行で、法人口座の開設にも対応しています。

(※1,2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

振込手数料(他行宛)(税込) 385円(3万円以上の場合は550円)
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料
・出金:無料(平日8:45〜18:00)・110円(左記時間外)
月額利用料(維持費用)(税込) ライトコース:無料、基本コース:月額2,200円、総合コース:月額5,500円
口座開設期間(※1) 21日(最短)〜35日(最長)
振込可能時間 〜24時まで
総合振込可能件数(※2) 最大5,000件(ファイル利用時は最大10,000件)
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

(※1,2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

きらぼし銀行で法人口座を開設するメリット

きらぼし銀行のメリット

  • 東京都・神奈川県の助成金など支援制度の提案を受けられる
  • 提携ATMが多く利便性の高い

きらぼし銀行で法人口座を開設するメリット

きらぼし銀行で法人口座を開設すると、東京都や神奈川県の自治体が実施する助成金・技術支援・商品開発支援・人材確保策など、各種支援制度の提案を幅広く受けることができます。

自治体の支援策を活用できることで、創業時の資金調達や事業拡大のための施策を見逃さずに済み、経営の心強い後押しとなります。

また、きらぼし銀行は複数の金融機関と提携しており、近くの提携先ATMを利用して各種取引を行うこともできます。

提携ATM網が充実しているため、外出先でも現金の入出金や振込がスムーズに行え、時間や場所にとらわれずに資金管理が可能です。

こうした支援体制と利便性を兼ね備えることから、きらぼし銀行は「東京都・神奈川県内で行政支援の活用を重視する法人」におすすめです。

きらぼし銀行で法人口座を開設するデメリット

・インターネットバンキング利用料がかかる

横浜信用金庫

横浜信用金庫とは

横浜信用金庫とは、神奈川県横浜市中区に本店を置き、横浜市内で本部を構える唯一の信用金庫として地域密着型の都市型金融サービスを提供しており、法人口座の開設にも対応しています。

振込手数料(他行宛)(税込) 385円(3万円以上の場合は550円)
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料
・出金:無料(平日8:45〜18:00)・110円(税込)(上記時間外)
月額利用料(維持費用)(税込) 月額1,650円
口座開設期間 公式サイトに記載なし
振込可能時間 〜21時まで
総合振込可能件数 公式サイトに記載なし
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

横浜信用金庫で法人口座を開設するメリット

横浜信用金庫のメリット

  • 税金や社会保険料の口座振替が可能な法人口座
  • 中小企業への支援が充実した法人口座

横浜信用金庫で法人口座を開設するメリット

横浜信用金庫の法人口座では、インターネットバンキング上で税金や社会保険料の口座振替(自動引き落とし)に対応しており、毎月の税金納付や保険料支払いを自動化できます。

税金・社会保険料の支払いを自動化することで、毎月の経理作業の手間を減らし、効率的に業務を進めることが可能になるでしょう。

また、横浜信用金庫は地元中小企業への支援にも力を入れており、地域密着型の姿勢で幅広い業種・業態の事業者をサポートしています。

これにより、多様な業種の企業が金融相談や融資を受けやすく、自社のニーズに合った支援を得られるというメリットがあります。

そのため、「神奈川県内で税金支払いの効率化」「手厚い中小企業支援の両方を求める法人」に横浜信用金庫はおすすめです。

横浜信用金庫で法人口座を開設するデメリット

・インターネットバンキングの月額利用料が発生する

横浜銀行

横浜銀行とは

横浜銀行とは、1920年に創立され100年以上の歴史を持つ、国内でも規模が大きめのの地方銀行で、法人口座の開設にも対応しています

振込手数料(他行宛)(税込) 385円(3万円以上の場合は550円)
ATM利用手数料(税込) ・入金:無料
・出金:無料(平日8:45〜18:00)・110円(左記時間外)
月額利用料(維持費用)(税込) 無料
口座開設期間(※) 14日(最短)〜21日(最長)
振込可能時間 〜24時まで
総合振込可能件数 公式サイトに記載なし
Pay-easy対応 あり
海外送金
口座振替対応 あり

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

横浜銀行で法人口座を開設するメリット

横浜銀行メリット

  • 法人口座の開設と併せて、豊富な金融商品・サービスを利用できる
  • 地域密着型の取引支援が期待できる法人口座

横浜銀行で法人口座を開設するメリット

横浜銀行では、資金調達の融資のみでなく、投資信託や外貨預金など企業の資産運用に役立つ金融商品も数多く取り扱っています。

これらのサービスにより、起業直後でも多彩な金融ソリューションを活用でき、資金運用や調達の幅が広がります。

また、横浜銀行は神奈川県を中心に地域に根ざしたネットワークを展開しており、地元企業との強固な繋がりを活かした支援を受けられる点も魅力です。

地域に密着したサポート体制によって、地元で事業を展開する企業にとっては頼もしい味方となりえます。

これらの特徴から、「地域経済に根付いてビジネスを展開したい法人」におすすめです。

横浜銀行で法人口座を開設するデメリット

・開設までに時間がかかり、審査結果次第では法人口座開設を断られる場合がある

イオン銀行

イオン銀行とは

イオン銀行とは、2007年に開業したイオングループの銀行で、東京・大阪に法人営業拠点を持つ実店舗型の銀行です

振込手数料(他行宛)(税込) 220円/1回(5万円未満)、440円/1回(5万円以上)
ATM利用手数料 ・入金:無料(イオン銀行ATM)
・出金:無料(イオン銀行ATM)
月額利用料(維持費用)(税込) 月額2,200円
口座開設期間(※1) 7日(最短)〜14日(最長)
振込可能時間 〜24時まで
総合振込可能件数(※2) 最大50,000件
Pay-easy対応 なし(公式サイトに記載なし)
海外送金
口座振替対応

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

イオン銀行で法人口座を開設するメリット

イオン銀行メリット

  • 開設前にネットバンキング機能を体験できる法人口座
  • 最長7日先(※)まで振込予約が可能な法人口座

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

イオン銀行で法人口座を開設するメリット

イオン銀行では、法人向けネットバンキング「イオン銀行ビジネスネットサービス」の体験版が提供されており、口座開設前に操作性を確認できる点が特徴です。

事前にシステムの使い勝手を試せるため、インターネットバンキングに不慣れな企業でも安心感を持って導入しやすくなっています。

さらに、イオン銀行の法人ネットバンキングでは振込や振替の予約を最大1週間先(※)まで設定できるため、支払いスケジュールを計画的に管理できます。

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

このように計画的な資金移動が可能になることで、月末の支払い漏れ防止など経理業務の負担軽減につながります。

これらの特徴から、「オンラインサービスの使い勝手を事前に確認して安心感を持って利用したい法人」におすすめです。

イオン銀行で法人口座を開設するデメリット

・口座開設には対面手続きが必要で、利用開始まで時間がかかる可能性がある

SBI新生銀行

SBI新生銀行とは

SBI新生銀行とは、旧・新生銀行が2023年1月にSBIグループへ参画して名称変更した銀行で、法人口座の開設にも対応しています。

振込手数料(他行宛)(税込) 220円/1回(3万円未満)、330円/1回(3万円以上)
ATM利用手数料 ・入金:公式サイトに記載なし
・出金:公式サイトに記載なし
月額利用料(維持費用)(税込) 月額1,100円〜3,300円
口座開設期間 公式サイトに記載なし
振込可能時間 公式サイトに記載なし
総合振込可能件数 公式サイトに記載なし
Pay-easy対応 あり(公式サイトに記載なし)
海外送金
口座振替対応

SBI新生銀行で法人口座を開設するメリット

SBI新生銀行メリット

  • 定期預金金利が一般水準の約10倍と高水準に設定された法人口座
  • リニューアルされたネットバンキングでセキュリティが強化された法人口座

SBI新生銀行で法人口座を開設するメリット

SBI新生銀行の法人口座では、定期預金の金利が0.010%(※)と他行より高めに設定されており、企業が預金で運用する際に有利な利率となっています。

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

金利が高いため、余剰資金を預ける企業は通常より多く利息収入を得られ、資金効率の向上につながります。

また、SBI新生銀行の法人向けインターネットバンキングは直近で刷新され、ワンタイムパスワードを利用するなどセキュリティ対策が強化されています。

セキュリティ強化によって不正送金のリスクが低減され、重要な資金を安心感を持って管理できる環境が整っています。

これらの特徴から、「まとまった資金を高金利で高い安全性で運用したい法人」におすすめです。

SBI新生銀行で法人口座を開設するデメリット

・ATMが利用できず、法人営業店かオンラインでしか取引できない法人口座

【独自アンケート結果】おすすめの法人口座はどこ?ランキング形式で紹介!

法人口座を開設しているユーザー116人を対象にアンケートを実施しました。

10人以上利用者がいた銀行・金融機関から上位5業者のランク付けしています。

買取業者名 1位 住信SBIネット銀行 2位 三菱UFJ銀行 3位 GMOあおぞらネット銀行 3位 「Trunk」三井住友銀行 3位 楽天銀行
法人口座を利用した業者数 11人 12人 17人 23人 19人
総合評価 7点 5点 4点 4点 3点
利用料に関する満足度 4.27(5点満点) 3.50(5点満点) 3.82(5点満点) 4.09(5点満点) 3.95(5点満点)
開設のスピードに関する満足度 3.91(5点満点) 4.33(5点満点) 4.12(5点満点) 4.00(5点満点) 4.05(5点満点)
使いやすさに関する満足度 4.27(5点満点) 4.00(5点満点) 3.88(5点満点) 4.04(5点満点) 4.16(5点満点)
振込可能時間 24時間 8時~23時55分 24時間 不明 24時間
Pay-easy対応の有無 あり あり あり あり あり
口座振替対応の有無 あり あり あり あり あり

アンケート調査の回答を基にランキングを作成しています

【比較一覧表】法人口座開設できる銀行・金融機関まとめ

比較項目 住信SBIネット銀行 GMOあおぞらネット銀行 「Trunk」三井住友銀行 三菱UFJ銀行 ゆうちょ銀行 りそな銀行 東京信用金庫 楽天銀行 関西みらい銀行 千葉銀行 城北信用金庫 大阪信用金庫 きらぼし銀行 横浜信用金庫 横浜銀行 イオン銀行 SBI新生銀行
振込手数料(他行宛) 145円(税込)(振込優遇プログラムで最安130円) 145円(税込) 145円 484円(3万円未満の場合。3万円以上は660円) 165円 605円 275円〜440円(会員は275円) 150円〜229円(3万円以上は229円) 605円 385円(3万円未満の場合)〜550円(3万円以上の場合) 275円 公式サイトに記載なし 385円(3万円以上の場合は550円) 385円(3万円以上の場合は550円) 385円(3万円以上の場合は550円) 220円/1回(5万円未満)、440円/1回(5万円以上) 220円/1回(3万円未満)、330円/1回(3万円以上)
ATM利用手数料(税込) ・入金:110円(ゆうちょ銀行ATMは330円)・出金:110円(ゆうちょ銀行ATMは330円) ・入金:110円・出金:110円 公式サイトに記載なし ・入金:無料(平日8:45〜21:00、それ以外は110円)・出金:無料(平日8:45〜21:00、それ以外は110円) ・入金:無料(全曜日・時間帯で無料)・出金:無料(全曜日・時間帯で無料) ・入金:無料・出金:330円 ・入金:無料(当金庫ATMで365日無料)・出金:無料(当金庫ATMで365日無料) ・入金:220円(イーネット・ゆうちょATMは275円)・出金:220円(イーネット・ゆうちょATMは275円) ・入金:330円・出金:770円 ・入金:無料(ちば銀行ATM利用時、コンビニATMでは220円)・出金:無料(平日8:45~18:00、ちば銀行ATM利用時)/110円(時間外)/220円(コンビニATM利用時) ・入金:無料(平日8:45~18:00)/110円(時間外早朝)/220円(夜間・土日)・出金:無料(平日8:00~18:00)/110円(夜間・土日) ・入金:無料(当金庫ATM利用時、コンビニATM等は所定手数料)・出金:無料(平日所定時間内)/110円(時間外) ・入金:無料・出金:無料(平日8:45〜18:00)・110円(左記時間外) ・入金:無料・出金:無料(平日8:45〜18:00)・110円(税込)(上記時間外) ・入金:無料・出金:無料(平日8:45〜18:00)・110円(左記時間外) ・入金:無料(イオン銀行ATM)・出金:無料(イオン銀行ATM) ・入金:公式サイトに記載なし・出金:公式サイトに記載なし
月額利用料(維持費用) 無料 無料 無料 月額1,760円 月額1,100円 月額7,700円 1,100円/月〜2,200円/月 無料 2,200円/月〜5,500円/月 2,200円 2,200円(都度振込のみ契約の場合は月額1,100円) 公式サイトに記載なし ライトコース:無料、基本コース:月額2,200円、総合コース:月額5,500円 月額1,650円 無料 月額2,200円 月額1,100円〜3,300円
口座開設期間 1日(最短)〜21日(最長) 最短即日〜数日 最短翌営業日〜(最長記載なし) 30日(最短)〜45日(最長) 30日(平均)〜45日程度 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 7日(通常)〜公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 数日 数日〜数週間 数日〜数週間 21日(最短)〜35日(最長) 公式サイトに記載なし 14日(最短)〜21日(最長) 7日(最短)〜14日(最長) 公式サイトに記載なし
振込可能時間 〜24時まで(24時間365日) 〜24時まで(24時間365日) 公式サイトに記載なし 〜23:55まで 〜23:30まで 〜23:55まで(平日は、土日祝は22:00まで) 〜24時まで 〜24時まで 〜24時まで ~24時まで ~23時まで(平日、土曜22時、日祝21時) ~23時まで(平日、土日祝は22時まで) ~24時まで ~21時まで ~24時まで ~24時まで 公式サイトに記載なし
総合振込可能件数 最大9,999件 最大9,999件 公式サイトに記載なし 最大50,000件 最大50,000件 最大50,000件 最大9,999件 最大30件 最大5,000件(ファイル伝送時は50,000件) 最大50,000件 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 最大5,000件(ファイル利用時は最大10,000件) 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 最大50,000件 公式サイトに記載なし
Pay-easy対応 あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり なし(公式サイトに記載なし) あり(公式サイトに記載なし)
海外送金 公式サイトに記載なし 不可 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし
口座振替対応 あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり

【業態別】法人口座開設におすすめの銀行・金融機関を紹介!

メガバンク

ここでは、法人口座開設におすすめのメガバンクの例として、関東圏に絞ってまとめています。

Trunk(三井住友銀行) みずほ銀行 りそな銀行 三菱UFJ銀行
月額利用料(税込) 無料 月額3,300円 月額3,300円 月額1,760円(*BizSTATION Lightは無料)
振込手数料(税込) 1回あたり145円〜 1回あたり220円〜 1回あたり330円〜 1回あたり110円〜
ATM手数料(税込) ・入金:無料【・出金:110円〜 ・入金:無料・出金:110円〜 ・入金:無料・出金:110円〜 ・入金:無料・出金:110円〜
口座開設にかかる期間(※) 最短翌営業日 最短7日 最短7日 最短30日
振込可能時間帯 〜24時まで 〜24時まで 〜23時55分(平日) 〜18時まで(他行宛)
Pay-easy対応 あり あり あり 公式サイトに記載なし
総合振込可能件数(※2) 最大999件 最大20件【 最大100件 最大3000件
口座振替対応 公式サイトに記載なし あり あり あり

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

信用金庫

ここでは、法人口座開設におすすめの信用金庫の例として、関東圏に絞ってまとめています。

埼玉縣信用金庫 朝日信用金庫 巣鴨信用金庫 東京東信用金庫 城南信用金庫
月額利用料(税込) 月額2,200円 月額1,100円〜3,300円 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 月額1,100円
振込手数料(税込) 1回あたり330円〜 1回あたり275円〜 1回あたり330円〜 1回あたり165円〜 1回あたり264円〜
ATM手数料(税込) ・入金:無料・出金:無料 ・入金:無料【・出金:無料/td> ・入金:無料・出金:無料 ・入金:無料・出金:無料 ・入金:無料(平日8:00〜21:00、土曜日8:45~19:00)
・出金:無料(平日8:00〜18:00、土曜日8:45~14:00)・110円(税込)(上記時間外)
口座開設にかかる期間(※) 公式サイトに記載なし 最短14日 最短14日(場合により4週間) 最短14日 公式サイトに記載なし
振込可能時間帯 〜23時まで 〜23時まで 〜23時まで 〜22時30分(平日) 〜23時まで
Pay-easy対応 あり あり あり あり あり
総合振込可能件数 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし
口座振替対応 あり 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

地方銀行

ここでは、法人口座開設におすすめの地方銀行の例として、関東圏に絞ってまとめています。

千葉銀行 横浜銀行 武蔵野銀行 栃木銀行 京葉銀行
月額利用料(税込) 無料 月額2,200円(*月額無料プランあり) 月額2,200円(*ライトコースは無料) 月額1,100円(*ライトプランは無料) 月額1,100円
振込手数料(税込) 1回あたり110円〜 1回あたり165円〜 1回あたり165円〜 1回あたり220円〜 1回あたり495円〜
ATM手数料(税込) ・入金:110円~【・出金:110円〜 ・入金:無料・出金:110円〜 ・入金:無料・出金:110円〜 ・入金:無料(平日8:45〜18:00)・110円~(税込)(上記時間外)
・入金:無料(平日8:45〜18:00)・110円~(税込)(上記時間外)
・入金:無料(平日8:45〜18:00)・110円~(税込)(上記時間外)
・出金:無料(平日8:45〜18:00)・110円~(税込)(上記時間外)
口座開設にかかる期間(※1) 最短30日 最短14日 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし
振込可能時間帯 〜24時まで 〜24時まで【 〜24時まで 〜24時まで 〜24時まで(※日曜は〜22時まで)
Pay-easy対応 あり あり あり あり あり
総合振込可能件数(※2) 最大2000件 最大20件 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし
口座振替対応 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし あり なし(公式サイトに記載なし) あり

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

ネット銀行

ここでは、法人口座開設におすすめのネット銀行の例として、以下にまとめています。

住信SBIネット銀行 GMOあおぞらネット銀行 三井住友銀行「Trunk」 楽天銀行 PayPay銀行
月額利用料(税込) 無料 無料 無料 無料} 無料
振込手数料(税込) 1回あたり145円〜 1回あたり145円〜 1回あたり145円〜 1回あたり52円〜 1回あたり145円〜
ATM手数料(税込) ・入金:110円〜・出金:110円〜・入金:110円〜・出金:110円〜 ・入金:無料・出金:110円〜 ・入金:220円〜・出金:220円〜 ・入金:無料〜・出金:無料〜
口座開設にかかる期間(※1) 最短翌日 最短即日 最短翌営業日 最短7日 最短3日
振込可能時間帯 〜24時まで】 〜24時まで 〜24時まで 〜24時まで 〜24時まで
Pay-easy対応 あり】 公式サイトに記載なし あり 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし
総合振込可能件数(※2) 最大9999件 最大9999件 最大999件 最大3000件 最大30000件
口座振替対応 公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし あり あり 公式サイトに記載なし

(※1.2 2025年7月時点 公式サイトに記載)

【ニーズ別】法人口座開設におすすめの銀行・金融機関を紹介!

法人口座の審査の通過しやすさで選ぶなら

サービス名 種別 書類提出方法 必要書類 店頭手続き
住信SBIネット銀行 ネット銀行 Webまたは郵送 代表者の本人確認書類(運転免許証等)オンライン申込時は登記事項証明書・印鑑証明書不要 不要
三井住友銀行「Trunk」 メガバンク Web(オンライン完結) 取引責任者の本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証)と法人名義の請求書・契約書など 不要
GMOあおぞらネット銀行 ネット銀行 Web(オンライン完結) 取引責任者の本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証)と事業内容確認書類(請求書・契約書など) 不要

住信SBIネット銀行のメリット

住信SBIネット銀行の法人口座はオンラインでの開設なら必要書類が少なくて済み、手続きの負担が少なくスムーズに審査が進みます。

設立直後で実績がない企業でも申し込みやすいといわれるほど審査に通過しやすく、早期に法人口座を開設しやすい傾向があります

そのため、創業したばかりの企業でもスムーズに法人口座を準備できるメリットがあります。

監修者画像

GrowthPartners税理士法人代表、税理士(登録番号129666)
山岸 秀地

新規法人向けに口座開設を積極的に行っている銀行(ネット銀行・信用金庫)は、審査が比較的柔軟です。

維持費や振込手数料で選ぶなら

サービス名 振込手数料(他行宛) 振込手数料(同行宛) ATM利用手数料 月額利用料(維持費用)
住信SBIネット銀行 145円/1回〜 無料 ・入金:110円/1回〜(税込)(ゆうちょATM 330円(税込)))・出金:110円/1回〜(税込)(ゆうちょATM 330円) 無料
GMOあおぞらネット銀行 145円/1回〜(税込) 無料 ・入金:110円/1回〜(税込)・出金:110円/1回〜(税込)(※会員は月5回無料) 無料
イオン銀行 220円/1回〜(税込) 無料 ・入金:無料(イオン銀行ATM)・出金:無料(イオン銀行ATM) 月額2,200円(税込)

GMOあおぞらネット銀行のメリット

GMOあおぞらネット銀行の法人口座では、同行宛て振込が無料で他行宛ての振込手数料も1件145円(税込)と安く、月額500円の会員サービスを利用すれば1件あたり129円にまで抑えられます。

また、初期契約料・月額基本料(口座維持手数料)がともに無料で、法人口座を継続利用しても追加のコスト負担がありません。

その結果、銀行に支払う各種手数料の支出を削減でき、浮いた資金を本業に充てることが可能になります。

口座開設のスピードで選ぶなら

サービス名 口座開設期間(※) 書類提出方法 必要書類 店頭手続き
住信SBIネット銀行 1(最短)〜7(最長)日 web 代表者の本人確認書類のみ 不要
三井住友銀行「Trunk」 1(最短)日〜公式サイトに記載なし web 事業内容確認書類1点(契約書等) 不要
GMOあおぞらネット銀行 当日(最短)〜2日(最長) web 代表者の本人確認書類、事業内容確認書類 不要

(※2025年7月時点 公式サイトに記載)

GMOあおぞらネット銀行のメリット

GMOあおぞらネット銀行は、所定の条件を満たせば申し込んだその日に法人口座を開設できるため、審査を待たずに取引を開始できる点が強みです。

印鑑の押印や必要書類を郵送する必要がなく、オンライン完結するため、法人口座の開設手続きにかかる手間が多くはかからなくて済みます。

煩雑な開設手続きを省けるため、忙しい経営者でも素早く資金管理を始めて本業に集中できるでしょう。

【2025年最新】法人口座を実際に開設できた人の声を紹介

※2025年7月29日時点

法人口座の選ぶポイント

振込手数料や維持費の安さで選ぶ

法人口座を選ぶ際は、振込手数料や口座維持費が低い金融機関を選ぶことが重要なポイントです。

振込手数料は1回ごとの金額は小額でも、利用回数が増えると支払い総額が大きくなってしまいます。

会社設立直後は資金繰りが厳しいケースも多いため、毎月発生する振込手数料や口座維持費といったランニングコストは可能な限り抑えたいところです。

そのため、コスト面を重視する場合は維持費や振込手数料が安価なネット銀行を選択肢に入れるのも有効と言えます。

ただし、ネット銀行は手数料が安い反面、対面での相談が難しかったり社会保険料の口座振替に非対応の場合もあるため注意が必要となります。

口座振替に対応しているかで選ぶ

社会保険料や税金の支払いを口座振替できるかどうかも、法人口座選びの重要なチェックポイントです。

口座振替による自動引き落としに対応していれば、毎月の社会保険料納付手続きを行う手間がかかりません。

銀行ごとに対応状況が異なるため、必要な口座振替サービスが利用できるか事前に確認しておくと安心感が持てます。

例えば、三井住友銀行の「Trunk」GMOあおぞらネット銀行などは社会保険料や税金の口座振替に対応しており、各種支払いをスムーズに行えます。

ペイジーの対応の有無で選ぶ

ペイジー(Pay-easy)対応の銀行であれば、e-Taxを利用して国税や社会保険料をインターネットバンキング上から納付できます。

オンラインバンキングを利用した電子納付は、e-Tax等で送信した納税情報をもとにネットバンキングから納税を行う方法です。

例えば、住信SBIネット銀行は2024年10月よりペイジーを通じて国税および社会保険料の電子納付に対応し、他のネット銀行に遅れていたサービスに追いつきました。

なお、ペイジー対応を謳っている銀行でも国税や社会保険料の納付に利用できないケースもあるため、事前に対応状況を確認しておきましょう。

口座開設の通過のしやすさで選ぶ

法人口座の審査難易度は金融機関に次第となりますが、メガバンクなど大手銀行は審査が厳しく、新設法人にはハードルが高い傾向があります。

一方でネット銀行は比較的口座開設のハードルが低く、創業間もない法人でも審査に通る可能性が高いでしょう。

例えば、三井住友銀行の法人向けネット口座「Trunk」では、登記簿謄本の提出や押印・書類郵送が不要で、Web面談による審査を経て最短翌営業日(※)での口座開設が可能です。
(※ 2025年7月時点 公式サイトに記載)

口座開設をスムーズに行うには、商業登記簿謄本や定款、代表者の身分証明書など必要書類を不備なく揃えておくことも重要です。

もしメガバンクの審査に通らなかった場合でも、ネット銀行なら口座を開設できる可能性があります。

融資の有無で選ぶ

融資を受ける可能性がある場合は、その金融機関が融資に積極的かどうかを基準に選ぶことが重要です。

たとえば創業直後に少額の資金を確実に借りたい場合は、ネット銀行は審査が通りやすく、地方銀行や信用金庫も地域発展のため前向きに融資してくれるケースが多い傾向です。

一方で都市銀行(メガバンク)は他より審査が厳しい反面、高額な融資に対応できる点が特徴とされています。

また、銀行によっては対象とする企業規模が異なり、地方銀行は中堅企業、信用金庫は中小企業や個人事業者への融資を主に扱うなどの違いがあります。

なお、ネット銀行は店舗がない分融資相談を受け付けていなかったり、融資額の上限が低く返済期間が短いことが多いため、本格的な資金調達には向かない点にも注意しましょう。

銀行・金融機関の信頼性で選ぶ

取引先からの信用力を重視するなら、信頼性のある銀行で法人口座を開設することが効果的です。

信用度の高い金融機関の口座を持っていることは自社の信頼性向上につながり、顧客や取引先に対して安心感を与える効果が期待できます。

メガバンクは口座開設のハードルが高いものの、開設できれば取引先からの信用力を高めることができます。

ただし、大手銀行で信頼性を高める代わりに、毎月の口座維持費用が発生するデメリットもあります。

振込対応時間で選ぶ

ネット銀行は基本的に24時間365日サービスを利用できるため、振込手続きも時間を気にせず行える点で便利です。

振り込んだ資金が即時に相手口座へ反映されるため、深夜や休日でも支払期限に間に合わせやすいメリットがあります。

たとえばPayPay銀行では、どの時間でも当日扱いで振込が可能で、ペイジーにも対応しているため資金繰りで困る場面が少なくなります。

ただし、この即時振込を利用するには送金元・送金先の双方がシステム対応している必要があり、相手側の銀行が非対応の場合は振込が翌営業日扱いとなる点に留意しましょう。

総合振込サービスの有無で選ぶ

「総合振込」とは、一度の操作で複数の振込をまとめて処理できるサービスのことで、振込業務を効率化でき経費も削減できます。

実際、住信SBIネット銀行では総合振込で一度に処理できる件数が多いため、振込件数が多い企業でもスムーズに資金を振り分けられます。

反対にこのサービスが利用できない銀行では、取引先ごとに個別の振込手続きを行う必要があり事務作業や時間の負担が大きくなります。

【業態別】法人口座を利用するメリット・デメリットを表で紹介

業態 メリット デメリット
メガバンク ・高い知名度で企業の信用力が向上しやすい
・全国・海外に広がる支店網
・大口融資・外国送金を含む多様な金融サービス
・法人口座開設の審査が厳しい
・口座維持費・振込手数料が割高
・設立間もない企業は開設が難しい
信用金庫 ・口座開設が比較的容易
・親身な経営相談など地域密着サポート
・新設の小規模企業でも利用しやすい
・営業エリア外では利用しづらい
・一定規模を超えると脱退が必要な場合あり
・全国展開時に継続利用できない恐れ
地方銀行 ・地域での信用度が比較的高い
・地域事情に合わせた柔軟な対応
・担当者が長期的に企業を支援しやすい
・他地域に店舗網が少なく全国展開に不向き
・高額融資の審査に時間がかかる
・迅速な資金調達が必要な場面で不利
ネット銀行 ・口座維持費・振込手数料が低コストになりやすい
・24時間オンライン取引が可能
・審査期間が短い
・知名度が低く取引先の信用を得にくい
・対面サポートを受けにくい
・困ったときに直接相談できない

メガバンクがおすすめの企業

メガバンクの法人口座は、全国規模での展開や大口の資金調達など大規模な取引を予定している企業におすすめです。

メガバンク(都市銀行)は社会的信用度が高く、日本全国のみでなく海外にも広範な支店網を持ち、高額の融資や海外送金など幅広い金融サービスに対応できる点が強みです。

実際、メガバンクの口座を開設しておくことで取引先からの信頼性向上につながり、必要な資金を大口で融資してもらえる可能性が高まる可能性があります。

例えば、海外取引が多い企業であればメガバンクの海外支店ネットワークを活用した各種サービスによって円滑に国際金融取引を進めることができます。

ただし、メガバンクは口座開設の審査基準が厳しく維持手数料も高めなため、設立間もない中小企業には向かない場合が多い点に注意が必要です。

信用金庫がおすすめの企業

信用金庫の法人口座は、将来的に特定の地域に根ざした企業へと成長させたいと考えている中小企業に向いています。

信用金庫は地域密着型の金融機関であり、その地域に拠点を置く法人であれば比較的スムーズに口座を開設しやすい傾向があります。

また、メガバンクなどに比べ基準が厳しくない分、創業まもない小規模企業でも融資や資金繰りの相談に乗ってもらいやすく、手厚いサポートを受けられる点も魅力です。

信用金庫と継続的に取引することで金融機関との結びつきが深まり、地域に根差した経営基盤を築きやすくなるでしょう。

ただし、信用金庫は営業地域外では口座開設ができず、融資を受けるには会員(出資金を払込む組合員)になる必要があるため、事業エリアの拡大や企業規模の拡大を計画している場合には不向きです。

地方銀行がおすすめの企業

地方銀行の法人口座は、特定の地域に事業基盤を置き、その地域内でビジネスを展開したい企業に適しています。

地方銀行は信用金庫より対応エリアが広く、県内や近隣地域といった比較的広い範囲で事業を行いたい企業でも利用しやすい点が特徴です。

加えて、特定地域での信用力が高く地域の企業やコミュニティの実情を深く理解しているため、地元の中小企業の相談にも親身に対応してくれるケースが多く、創業直後の経営者でも安心感を持って利用できます。

例えば、取引先が地元に集中している場合には、地域の企業が多く利用する地方銀行をメインバンクにすることで、同一銀行間の振込手数料が割安になり、地元での融資相談もしやすくなります。

ただし、地方銀行は基本的に地元地域でしか店舗網がないため全国的に展開する企業には不向きであり、また高額な融資を受ける際には審査に時間がかかる点にも注意が必要です。

ネット銀行がおすすめの企業

ネット銀行の法人口座は、コストパフォーマンスや手続きのスピードを重視する企業におすすめできます。

ネット銀行は店舗を持たずオンライン取引を得意としているため、年中無休で振込や決済が可能で、人件費などのコスト削減により各種手数料が比較的安く抑えられている点が特徴です。

すぐに法人口座を開設して資金管理を始めたい場合には、Web上の手続きのみで最短即日で開設できるネット銀行が有力な選択肢となります。

例えば、深夜でも決済が発生するECサイト運営のようなビジネスでは、ネット銀行なら営業時間を問わず当日中に振込処理ができるため便利です。

ただし、ネット銀行は知名度や実店舗での対応面で都市銀行等に劣る場合があり、窓口で直接相談ができないため、取引先からの信用度や対面サポートを重視する企業には不向きと言えます。

法人口座開設で審査落ちしないための注意点

バーチャルオフィスの場合は審査に落ちる可能性がある

バーチャルオフィスを法人の所在地に利用していると、銀行での口座開設審査で敬遠される可能性があります。

バーチャルオフィスは住所や電話番号のみを借りるサービスで、実際の業務拠点が別になるため、金融機関には事業の実態が見えにくい状況です。

これは銀行側が、実態の見えない企業の信用力や口座開設後に所在不明となるリスクを懸念しているためです。

設立間もない企業がバーチャルオフィスを登記住所にしている場合、口座開設の審査通過は難しくなる傾向があります。

なお、バーチャルオフィスの利用のみが直ちに審査落ちの決定打となるわけではなく、必要書類を揃えて事業内容や実績を十分に示せば口座開設できる可能性もあります。

資本金少ないと審査に落ちる可能性がある

資本金の額が極端に少ないままだと、銀行の口座開設審査で不利になり審査落ちしてしまう可能性があります。

2006年の法改正により資本金がごくわずかでも会社を設立しやすくなっているため、創業時のハードルは以前よりも下がりました。

しかし金融機関から見ると、資本金が少なすぎる企業は事業を継続する意思が乏しいためではないかと疑われてしまう場合もあります。

例えば、資本金が数十万円程度しかないと審査ではマイナスに働きやすいため、100万円程度に設定しておくことが望ましいとされる場合が多いです。

なお、必要な資本金額は事業内容によって異なるため、自社の業種に見合った適切な金額を確認しておくことも重要です。

事業概要の説明が必要な場合がある

法人口座の開設では、銀行から事業が実際に行われていることを示す資料の提出を求められるケースもあります。

定款の事業目的を詰め込み過ぎて内容が曖昧になると、「何をする会社なのか分からない」と判断されて口座開設を断られてしまう恐れがあります。

そのため、金融機関には事業内容や実態を明確に示せる資料を提示することが重要です。

例えば、ジャパンネット銀行(現PayPay銀行)では審査時にホームページで具体的な業務内容を確認し、サイトがない場合は会社概要など事業内容が分かる書類の提出を求めています。

提出を求められた資料の準備が整うまでは口座開設手続きを進められないため、その点にも注意が必要です。

ホームページが必要な場合がある

金融機関によっては、法人口座開設時に会社ホームページの有無が審査ポイントになることもあります。

ホームページには会社概要や事業内容、所在地などを明記できるため、実績が少ない企業でも企業実態や健全性をアピールしやすい状況です。

実際、口座開設までに自社サイトを公開し、独自ドメインのメールアドレスを用意しておくことが推奨されています。

ホームページ自体は必須ではありませんが、簡単に作成できるため開設前に準備しておいて損はないと言えます。

ただし、ホームページがあっても内容が充実していなければ審査の役には立たないため、事業内容や所在地、連絡先など基本情報をしっかり掲載しておく必要があります。

会社専用の電話番号が必要な場合がある

会社の代表として連絡可能な固定電話(または050-IP電話)を引いておけば、法人口座開設時の審査に通りやすい状況です。

実際、金融機関の中には口座開設の条件として「固定回線の有無」を設定している場合もあります。

携帯電話の番号のみでは申込みできず、会社の固定電話やIP電話の契約が必須となっている銀行も存在します。

すぐに必要ないと感じていても、法人口座を作るなら早めに会社用の電話回線を用意しておくことをおすすめします。

なお、オフィスに固定電話を設置しておくこと自体が事業の実態を示す材料の一つとなり、審査のハードルを下げる効果があります。

法人口座開設する際の流れ

法人口座を開設する一般的な手順は、必要書類を整えて申込を行い、銀行での審査を経て、口座開設が完了する流れとなっています。

法人口座を開設する際には、登記簿謄本や法人の印鑑証明書、手続き担当者の本人確認書類などの提出が必要となります。

必要な書類は銀行によって異なる場合もあるため、事前に各銀行の公式サイトで確認し、提出書類に不足がないよう準備しておくことが大切です。

法人の口座開設審査は厳しく、取引額が大きい分信頼性が重視されるため、開設には時間と準備が必要です。

例えば、口座開設手続きにかかる期間は銀行ごとにさまざまで、場合によっては2週間以上かかることもあります。

ただし、本店所在地がバーチャルオフィスなど実態のない場合には審査に通らないこともあるため、創業前に綿密に準備しておくことが重要です。

法人口座開設に関連するよくある質問

法人口座の開設が難しい理由は?

法人口座は個人用口座より審査が厳しく、開設まで時間がかかるため、容易に作れません。

これは口座の犯罪悪用を防ぐために、金融機関が審査体制を強化したことが要因です。

法人の実在証明として登記簿謄本の提出が求められ、事業目的や本店所在地も厳しく確認されます。

法人口座開設で審査に落ちる原因は?

法人の事業内容が不明確だと、銀行に口座開設を断られる可能性が高くなります。

また、バーチャルオフィスの場合、事業実態が分かりにくく口座開設が難しくなります。

法人口座利用者へのアンケート調査

アンケートの概要

アンケート調査対象 法人口座を開設したユーザー
調査概要 法人口座利用者へのアンケート調査
調査方法 インターネットアンケート
アンケート集計人数 116人

アンケート参加者の資本金の金額・従業員数

資本金の金額

資本金の金額 人数
100万以下 42
100万〜500万 40
500万〜1,000万 30
1,000万以上 4

従業員数

10人以下 62
10人〜50人 33
50人〜100人 13
100人〜500人 7
500人以上 1

アンケート結果質問① 利用したことのある法人口座はどこですか?

業者名 利用者数
住信SBIネット銀行 11
GMOあおぞらネット銀行 17
三井住友銀行 23
三菱UFJ銀行 12
ゆうちょ銀行 17
りそな銀行 4
東京信用金庫 0
楽天銀行 19
関西みらい銀行 0
千葉銀行 3
城北信用金庫 1
大阪信用金庫 0
きらぼし銀行 1
横浜信用金庫 2
横浜銀行 1
イオン銀行 3
SBI新生銀行 2

質問② 月額の維持費や振り込み手数料に関する満足度はどうでしたか?

業者名 大変満足 やや満足 普通 やや不満 大変不満 平均点
住信SBIネット銀行 3 8 0 0 0 4.27
GMOあおぞらネット銀行 3 10 2 2 0 3.82
三井住友銀行 3 19 1 0 0 4.09
三菱UFJ銀行 3 3 3 3 0 3.50
ゆうちょ銀行 1 4 7 5 0 3.06
りそな銀行 1 2 1 0 0 4.00
東京信用金庫 0 0 0 0 0 0
楽天銀行 6 6 7 0 0 3.95
関西みらい銀行 0 0 0 0 0 0
千葉銀行 1 1 0 1 0 3.67
城北信用金庫 0 0 1 0 0 3.00
大阪信用金庫 0 0 0 0 0 0
きらぼし銀行 0 0 0 1 0 2.00
横浜信用金庫 0 0 2 0 0 3.00
横浜銀行 0 0 1 0 0 3.00
イオン銀行 1 0 2 0 0 3.67
SBI新生銀行 0 0 2 0 0 3.00

質問③法人口座の開設のスピードに関する満足度はどうでしたか?

業者名 大変満足 やや満足 普通 やや不満 大変不満 平均点
住信SBIネット銀行 2 6 3 0 0 3.91
GMOあおぞらネット銀行 8 5 2 2 0 4.12
三井住友銀行 2 19 2 0 0 4.00
三菱UFJ銀行 5 6 1 0 0 4.33
ゆうちょ銀行 3 2 10 2 0 3.35
りそな銀行 1 2 1 0 0 4.00
東京信用金庫 0 0 0 0 0 0
楽天銀行 6 10 1 2 0 4.05
関西みらい銀行 0 0 0 0 0 0
千葉銀行 1 1 0 1 0 3.67
城北信用金庫 0 0 1 0 0 3.00
大阪信用金庫 0 0 0 0 0 0
きらぼし銀行 0 0 0 1 0 2.00
横浜信用金庫 0 2 0 0 0 4.00
横浜銀行 0 0 0 1 0 2.00
イオン銀行 1 2 0 0 0 4.33
SBI新生銀行 0 1 1 0 0 3.50

質問④法人口座の使いやすさに関する満足度はどうでしたか?

業者名 大変満足 やや満足 普通 やや不満 大変不満 平均点
住信SBIネット銀行 3 8 0 0 0 4.27
GMOあおぞらネット銀行 2 11 4 0 0 3.88
三井住友銀行 2 20 1 0 0 4.04
三菱UFJ銀行 2 8 2 0 0 4.00
ゆうちょ銀行 1 3 8 5 0 3.00
りそな銀行 1 2 0 1 0 3.75
東京信用金庫 0 0 0 0 0 0
楽天銀行 10 3 5 1 0 4.16
関西みらい銀行 0 0 0 0 0 0
千葉銀行 2 0 1 0 0 4.33
城北信用金庫 0 1 0 0 0 4.00
大阪信用金庫 0 0 0 0 0 0
きらぼし銀行 0 0 1 0 0 3.00
横浜信用金庫 0 1 0 1 0 3.00
横浜銀行 0 0 1 0 0 3.00
イオン銀行 0 3 0 0 0 4.00
SBI新生銀行 1 0 1 0 0 4.00
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<この記事の執筆・編集者>
GrowthPartners税理士法人